警察庁長官の辞職承認 谷国家公安委員長「本人の決心が固く、思いを尊重した」
安倍元首相の銃撃事件を受け、26日、閣議で警察庁の中村格長官の辞職が承認されたことについて、谷公一国家公安委員長は26日の記者会見で「残念だが、本人の決心が固く、思いを尊重した」などと述べました。
安倍元首相が演説中に銃撃された事件を受け、25日、辞職の意向を表明していた警察庁のトップ・中村格長官の辞職が26日の閣議で承認されました。
中村長官について谷国家公安委員長は26日の会見で「幅広い知見をお持ちで包容力のある優れた統率力のある方」とした上で、辞職について「大変残念であるが、本人の決心が固く、重大な結果をもたらしたことを大変重く受け止めているという長官の思いを尊重した」などと述べました。
また安倍元首相の国葬の警備については「何もなくて当然というのが警護であり、しっかりと強い緊張感をもって臨まなければならない」などと話しました。