九州電力 川内原発2号機の使用前検査申請
九州電力は25日、原子力規制委員会に対し、川内原発2号機(鹿児島・薩摩川内市)の使用前検査を申請した。今年9月中の再稼働を目指す方針。
九電は25日、原子力規制委員会に対し、川内原発2号機の使用前検査を申請した。川内原発では現在、九電が再稼働の手続きを優先的に進めている1号機の使用前検査が行われている。
1号機の再稼働には、2号機と設備を共用している非常用ディーゼル発電機などの検査が必要で、2号機の検査では、それらの検査が先行して行われる見通し。九電は、2号機の検査を来月10日から始めたいとしており、今年8月中には核燃料を入れ、9月中の再稼働を目指すという。
また、1号機の使用前検査のスケジュールについて一部見直しを行い、原子力規制委員会に申請書の変更手続きを行ったことを発表したが、7月中の再稼働を目指すことに変わりはないとしている。