日本列島は２６日、高気圧に覆われて全国的に気温が上がり、東京都心でも気温が３０℃を超え、今年一番の暑さとなった。

　全国的に厳しい暑さとなった２６日。東京都心の午後３時現在の最高気温が３０．９℃と、今年初めて３０℃を超える真夏日となった。東京では、５月に入り２５℃以上の夏日を記録したのはこの日で１８日目。２０日から７日連続となった。これは観測史上最多タイの記録。

　また、福島市内でも気温はグングン上昇し、午後１時前には今年最高となる３１．３℃を記録し、真夏日となった。

　また午後３時現在の最高気温は、岐阜県内では岐阜市で３２．２℃、多治見市で３２．８℃を記録するなど、全国１４８地点で真夏日となった。

　この暑さで福岡県内の小学校では児童３５人が熱中症の症状を訴え９人が救急車で搬送された。また、関東では、埼玉県で高齢者３人、茨城県で中学生１人の計４人が熱中症で病院に搬送された。

　２７日は全国的にさらに暑くなると予想され、この暑さは２９日まで続く見込み。