２６日も暑い一日となった日本列島。東京都心でも最高気温が３０．９℃と今年一番の暑さとなり、７月下旬並みの気温に。

　連日、暑さが続く東京都心の一日の平均気温を平年と比べてみると、平年の５月の平均気温を今年の５月はほとんどが平年を上回る気温となっている。東京都心では、５月に入り最高気温２５℃以上を記録したのはこの日で１８日目。２０日から７日連続となった。これは観測史上最多タイの記録。

　大分県の日田市では、江戸時代の面影を残す町並みで打ち水が行われていた。最高気温は午後２時５７分に３３℃となり、日本で最も高くなった。

　また、福岡県須惠町の須惠第二小学校で全校児童が運動会の練習をしていたところ、３０人が気分が悪いなどと熱中症の症状を訴えた。男女９人が救急車で搬送されたが、いずれも症状は軽いという。

　この暑さは２９日まで続き、２７日は全国的にさらに暑くなると予想され、こまめに水分を取るなど熱中症への注意が必要。