4月実質賃金0.1%増 24か月ぶり増加
今年4月の労働者1人あたりの実質賃金が前年同月比で0.1%増えた。実質賃金が増加に転じたのは、24か月ぶり。
厚生労働省によると、今年4月の労働者1人あたりの給与額は、去年の4月に比べ、0.9%増えた。また、この給与の増加率から、物価の伸び率を差し引いた「実質賃金」も0.1%の増加となったが、実質賃金が増加に転じたのは24か月ぶり。
厚生労働省は、実質賃金が増加した背景について、消費税増税で物価が上がった去年4月に比べると物価の伸び率が低くなったことなどを挙げている。