熊本で激しい雨 28万人に避難指示・勧告
熊本県内は局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降っていて、土砂災害の危険性が高まっていることから、約28万人に避難指示と避難勧告が出されている。宇城市では住宅の裏山が崩れ、住人の2人と連絡が取れなくなっていたが、無事が確認された。
宇城市三角町では11日朝、住居兼からあげ店の裏山が崩れ、建物の山側がつぶれた。建物の中には大量の土砂や水が流れ込み、ここに寝泊まりをしていたとみられる父親と息子の2人と連絡が取れなくなっていた。現場では捜索活動が続いていたが、2人とも別の場所にいることがわかり、無事が確認された。
熊本県内では天草地方から熊本地方を中心に、雷を伴って非常に激しい雨が降っており、土砂災害の危険性が高まっている。11日午後1時半現在、天草郡苓北町の約5000人に避難指示が出されている他、合わせて約11万世帯・約28万人に避難勧告が出されている。