「梅雨の晴れ間」となった１５日、各地で最高気温が３０℃を超える真夏日となった。

　東京都心で気温がぐんぐんと上がり、午前１１時４０分に最高気温３０．０℃を記録。１５日ぶりの真夏日となった。梅雨入り以降、真夏日となったのは初めて。

　同じく真夏日となった千葉・船橋市では、午後１時前に３０．３℃を記録した。午後３時現在、全国で一番気温が高かったのは群馬・館林で３３．９℃だった。また、関東では埼玉・熊谷で３２．９℃など４０か所で真夏日となった。

　一方、九州南部では活発な梅雨前線の影響で局地的な大雨となった。

　鹿児島・十島村の口之島では、午前８時１０分までの１時間に８３ミリの猛烈な雨を観測。５０年に一度の大雨となった。この雨の影響で口之島では全ての住民、７６世帯１２８人に避難勧告が出ている。

　九州南部では１９日頃まで雨が続く予想で、土砂災害などに注意が必要。また、関東地方では１６日からは暑さがおさまり、梅雨空が戻ってくる見込み。