鹿児島で猛烈な雨 青森では30℃の真夏日
鹿児島県肝付町内之浦で、30日午後8時8分までの1時間に128.5ミリの猛烈な雨を観測した。これは、観測史上1位の記録的な大雨だ。
さらに、午後10時40分までの24時間で400ミリ以上の雨が降った。4月の平均降水量の1か月分以上が30日一日で降ったことになる。
午後8時すぎに、記録的短時間大雨情報が発表され、内之浦地区の全世帯にあたる1949世帯3563人に避難勧告が出された。
鹿児島で降り続いた激しい雨。土砂災害警戒情報も出ており、5月1日未明までは警戒が必要だ。
一方、鹿児島から約1400キロ離れた青森。ここを襲ったのは暑さだった。最高気温30℃を記録した青森県三戸町、4月の真夏日は、観測史上初だ。
今の時期、涼しいはずの北海道でも、北見や女満別で28.1℃を記録した。
一方、30日の都内は24℃。5月下旬並みの暖かさに。今月、都心の最高気温は上旬から中旬にかけて気温の変化が激しかった。しかし、21日が20.5℃、27日には25℃と、今年初の夏日になるなど、下旬に入ってから全ての日で20℃以上となった。これは1949年以降で初めてのことだという。
5月1日は全国的に平年を大きく上回る陽気で、7月下旬並みの暑さになるところもあるという。