鹿屋市で6月雨量1200ミリ超を記録
活発な梅雨前線の影響で18日、九州南部では激しい雨が降り続いている。大雨の影響により土砂崩れが起きている鹿児島市から藤田大介リポーターが伝える。
鹿児島市によると、崩れたがけの上の方には住宅があり、住人の2人は自主的に避難しているという。
九州南部は梅雨前線の影響で連日、大雨となっており、鹿児島市は6月の雨量が900ミリを超え、平年のおよそ2倍になっている。
鹿屋市吉ヶ別府では6月の雨量が1200ミリを超えていて、月間雨量の2倍以上の雨が降っている。鹿屋市寿や指宿市でも1000ミリほどの雨が降っていて、6月としては観測史上最も多い雨量となっている。
また、南さつま市坊津町の平崎地区では、地すべりの恐れがあるとして、16日から地区内の4世帯7人に避難指示が出されている。
鹿児島県内では19日以降、雨は上がる見込みだが、これまでの雨で地盤が緩んでいて土砂災害に警戒が必要。
鹿児島国道事務所によると、土砂崩れで通行止めになっている国道10号線は現在のところ、まだ復旧の目途は立っていないという。