大学生の就職内定率84.3% 4年ぶりの減少
今年3月に卒業予定の大学生の就職内定率は84.3パーセントとなり、4年ぶりの減少となりましたが、引き続き高い水準を維持しています。
厚生労働省などの調査によりますと、今年3月に卒業予定の大学生の就職内定率は、去年12月1日時点で84.3パーセントとなりました。
前年の同じ時期と比べ、1.7ポイント下がり、4年ぶりの減少です。
売り手市場のため、急がなくても内定がもらえるという考えから学生の就職活動の動き出しが遅くなっていることなどが影響していると考えられますが、内定率は高い水準で推移しているということです。
男女別では男子が83.3パーセント、女子が85.5パーセントでした。
厚労省は、「引き続き内定率の動向を注視し、大学などと連携しながら就職支援に取り組んでいきたい」としています。
最終更新日:2025年1月24日 14:36