東京都、最も高いコロナ警戒レベル維持…感染者減も死者は最多
東京都は新型コロナウイルスについて、最も高い警戒レベルを維持しました。
国立国際医療研究センター・大曲貴夫医師「(感染者の)7日間平均は減少していますが、いまだ高い水準で推移しています」
8日に開かれたモニタリング会議で、東京都内の感染者数の7日間平均は8月3日時点をピークに減少していて、減少は「ほぼ固定した傾向」と報告されました。しかし、7日間平均は1万人を超えており、今週月曜日(9月5日)までの1週間に確認された死者は過去最多と指摘されました。
これらを受け、感染状況、医療提供体制ともに4段階中、最も高い警戒レベルを維持しました。
また、国は症状がある人の療養期間を7日間に短縮しましたが、都の専門家は、発症から10日間は感染リスクが残るため、10日経過するまではマスク着用など自主的な感染予防行動を徹底するよう呼びかけました。