ロシア側が発見の3遺体引き取りで合意…来月以降にサハリン南部で 観光船沈没
北海道・知床半島沖の観光船沈没事故で、ロシア側が発見した3人の遺体について、海上保安庁がサハリンに引き取りに行くことで日露両政府が合意しました。
観光船沈没事故をめぐっては、5月に国後島で男女2人の遺体、6月にはサハリン南部で男性1人の遺体が見つかり、ロシア側のDNA鑑定でいずれも乗客・乗員のものと一致していました。
海上保安庁によりますと、23日夜にロシア外務省から連絡があり、3人の遺体について、海上保安庁の船でサハリン南部のコルサコフ港に引き取りに行くことで日露両政府が正式に合意したということです。
引き取り時期については調整を進めていますが、来月以降になるということです。