処理水放出決定 福島の漁業関係者に新たな風評被害の心配も
処理水の海洋放出が決まったことを受け、福島県内の漁業関係者は新たな風評被害を心配しています。
24日朝、いわき市の四倉漁港を出港した佐藤文紀さん(33)は2時間ほどで漁を終え新鮮なホッキ貝を水揚げしました。
いわき市の漁師・佐藤文紀さん「きのうまではあまり実感はわかなかったが、きょう(処理水を)流すとなると、どういう反応がでるのかすごく気になるし、心配」
競りでは大きな変化は見られませんでしたが地元の仲買人は…。
仲買人・猪腰洋治さん「冷静に受け止めているが、きょう以降(影響が)来るのかと。気持ち的には大変」
漁業関係者は国などの海水のモニタリングやデータの公表と合わせて安心を築いていきたいとしています。