水俣病の被害者団体と伊藤環境大臣との懇談で、環境省の職員が被害者団体側のマイクを切った問題で、環境省は来月3日間の日程で再度、懇談の場を設けると発表しました。

再懇談は、水俣病の被害者団体側が5月1日の伊藤環境大臣との懇談の際、発言の途中でマイクの音を切られたことを受け要望していたものです。

環境省は、先ほど来月8日と10日、11日の3日間の日程で再懇談の場を設けると発表しました。

8日は水俣市内で6つの団体と、10日は水俣市で別の団体と、11日は鹿児島県の獅子島の団体などと懇談を行う予定だということです。

伊藤環境大臣はこれまで、懇談などで出された意見や要望に対し誠実かつ真摯に検討を行うとしています。