“指示役”の男と“リクルーター役”の少年2人逮捕 千葉・野田市でバッグなど盗まれた事件めぐり
去年11月、千葉県野田市でバッグなどが盗まれた事件をめぐり、指示役とみられる男と、リクルーター役とみられる少年の2人が逮捕されました。
警察によりますと、東京都江戸川区の20歳の男(当時19歳)とフィリピン国籍の19歳の少年は去年11月、実行役と見張り役の少年2人と共謀し、千葉県野田市の49歳の女性が住む民家に窓ガラスを割って侵入し、およそ140万円分のバッグや指輪など12点を盗んだ疑いがもたれています。
20歳の男は指示役として、秘匿性の高いアプリ「シグナル」で「ホセ」というアカウント名を使い、実行役ら2人に住宅の場所を伝えたり押し入るよう指示したりしたとみられています。
19歳の少年は実行役ら2人と知り合いで、「男が窃盗の実行役を探していたので紹介した」いう趣旨の話をしているということです。
実行役と見張り役の18歳の少年2人はすでに逮捕されていて、押収したスマートフォンや2人の供述などから、今回逮捕された男らの関与が浮上したということです。
2人はいずれも容疑を認め、20歳の男は「上から指示が送られてきた」という趣旨の話をしているといい、警察はさらに上役がいるとみて特定を進めています。