地域活性化へ 「日本遺産」認定証を交付
歴史的な魅力や文化財を通じて地域の活性化を図ろうと文化庁が初めて認定した「日本遺産」18件への認定証の交付式が29日、行われた。
下村文科相「日本遺産は地域の活性化を図ることを目的として行う、いわば文化財版のクールジャパン戦略というべき施策」
日本遺産とは文化庁が今年度創設したもので、文化財だけではなく、魅力ある歴史的ストーリーと地域の文化財をパッケージとして認定するもの。日本に伝わって以来、お茶を作り続けている京都の美しい茶畑などが残る「日本茶800年の歴史散歩」、88カ所の霊場をめぐる「四国遍路」など18件の日本遺産に29日、認定証が交付された。
文化庁は2020年までに100件程度まで増やしたいとしている。