国の重要無形民俗文化財 「木幡の幡祭り」
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福島県二本松市では、国の重要無形民俗文化財に指定されている「木幡の幡祭り」が行われた。
二本松市の「木幡の幡祭り」は、日本三大旗祭りの一つと言われ、950年の歴史を誇る。その昔、源氏が木幡山に立てこもって戦の勝利を祈願したところ、敵の軍勢が山々に降り積もった雪を源氏の白旗と見間違えて退散したことに由来すると言われる。
色とりどりの幡を掲げた男たち300人あまりが、山あいの地区を練り歩き、約10キロ先の隠津島神社を目指した。4日は五色の幡が冬の青空に映える絶好の祭り日和となり、沿道に詰めかけた観光客やアマチュアカメラマンが盛んにシャッターを切っていた。