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台風11号で気象庁が臨時会見「備えを」

2015年7月15日 11:44
台風11号で気象庁が臨時会見「備えを」

 大型で非常に強い台風11号は16日夜から17日にかけて西日本に上陸する恐れがあり、気象庁は15日午前に臨時の記者会見を開き、「大雨や暴風などに厳重な警戒が必要だ」として早めの備えを呼びかけた。

 気象庁によると、台風11号は日本の南の海上を北上していて、中心付近の最大瞬間風速は60メートルと非常に強い勢力となっている。今後も強い勢力を維持したまま16日夜から17日にかけて、暴風域を伴ったまま紀伊半島から九州地方に上陸する恐れがある。

 台風11号について、気象庁は15日午前、臨時の記者会見を開いた。台風は速度が遅いため、西日本を中心に長い時間にわたり強い風を伴った1時間に50ミリを超える非常に激しい雨が降る恐れがあるという。その上で、「厳重な警戒が必要だ」として早めの備えを呼びかけた。

 強風域に入っている小笠原諸島では風が強まり、海上は大しけとなっている。台風の接近に伴い、東日本から西日本にかけての海上で猛烈なしけが予想されている。また、高潮にも警戒が必要だということで、気象庁は今後の台風の情報に注意するよう呼びかけている。

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