梅雨の晴れ間…阿蘇地方で名物の「雲海」
熊本県の阿蘇地方で15日朝、名物の雲海が現れた。
阿蘇のカルデラの中に広がる阿蘇谷の雲海は、秋口に現れることが多い現象だが、梅雨の晴れ間となった15日朝は谷間にうっすらと綿を敷き詰めたように雲海が見られた。大分から来たという観光客は、阿蘇ならではの幻想的な光景を楽しんでいた。
また、阿蘇登山道路の途中にある米塚の周辺では、夏の花ユウスゲが咲き始めている。
熊本県は15日、梅雨の合間となって気温が上がり、熱中症への十分な対策が必要となっているが、16日は台風11号からの湿った空気の影響で所によって雨となる見込み。