台風11号、瀬戸内海を北上 再上陸へ
16日午後11時に高知県に上陸した台風11号は、強い勢力ではなくなったが、大型のまま、瀬戸内海を北上しているとみられる。
四国や中国の広い範囲と、近畿地方の一部が暴風域に入り、大荒れの天気になっている。台風はこのあと岡山県か広島県に再び上陸し、午後には日本海に抜ける見込み。
すでに大雨になっている和歌山県や徳島県では、川があふれ、浸水の被害がでている。これから中国や近畿地方でも大雨のピークとなる見込み。台風の動きが遅いために、大荒れの天気が長く続き、東海で300ミリ、近畿では250ミリの大雨になるおそれがある。
土砂災害や浸水、暴風、高潮などに厳重に警戒してください。