JR各路線で大幅なダイヤ乱れ 近畿地方
17日、西日本を中心に大雨をもたらした台風11号の影響で、近畿地方では17日夜からJRの各路線で運転見合わせなどが相次ぎ、18日も大幅にダイヤが乱れている。
降り続いた雨の影響で、JR西日本では17日夜、累積の雨の量が運転規制値に達したため、JRの神戸線や京都線をはじめ、京阪神などの広い範囲で運転を見合わせた。JRの各駅には、帰宅できない客が相次いだ他、JR京都線では新快速電車など6本の電車が駅と駅の間で立ち往生するなどし、最大4時間、3000人余りの乗客が缶詰め状態となった。
混乱は18日も続いていて、JR西日本は始発から、大阪市内を走る大阪環状線など最大で16の路線で運転を見合わせた。
大阪環状線は18日午前11時半過ぎに運転を再開。JR西日本は他の区間についても点検などを行い、順次、運転を再開したいと話している。