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近畿のJR各線 運転見合わせ続く

2015年7月18日 11:35
近畿のJR各線 運転見合わせ続く

 西日本を中心に大雨をもたらした台風11号の影響で、近畿地方では、17日夜からJRの各路線で運転見合わせなどが相次ぎ、今も大幅にダイヤが乱れている。

 JR西日本は18日朝の始発から大阪市内を走るほとんどの路線で運転を見合わせている。駅では大きな混乱は見られないが、駅員に運転再開について確認する客の姿が多く見られる。

 降り続いた雨の影響で、JR西日本では17日夜、累積の雨の量が運転規制値に達したため、JRの神戸線や京都線など京阪神などの広い範囲で運転を見合わせた。

 JRの駅では、帰宅できない客が相次いだほか、JR京都線では新快速電車など6本の電車が駅と駅の間で立ち往生するなどし最大4時間、3000人余りの乗客が缶詰め状態となった。

 混乱は18日も続いていて、JR西日本は始発から大阪市内を走る大阪環状線など14の路線で運転を見合わせている。

 近畿地方の天候は回復に向かっている。JR西日本は大阪環状線について、11時30分過ぎに運転を再開すると発表した。他の路線についても点検などを行い、安全が確認された路線について順次運転を再開したいと話している。