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近畿のJR各線 ダイヤの大幅な乱れが続く

2015年7月18日 17:45
近畿のJR各線 ダイヤの大幅な乱れが続く

 台風11号の影響で、近畿地方は17日夜から18日未明にかけて大雨となり、JRの各線で始発から運転見合わせが相次いだ。3連休初日のダイヤは18日午後5時現在も大幅に乱れている。

 台風11号が通過した後も、近畿各地では18日未明まで激しい雨が降った。24時間の降水量は、京都で259.5ミリ、大阪は200ミリと、ともに観測史上、7月では最も多くなった。

 この雨の影響で、JR西日本では17日夜、神戸線や京都線をはじめとする京阪神などの広い範囲で運転を見合わせた。JR京都線では、新快速電車など6本の電車が駅と駅の間で立ち往生するなどし、最大4時間、3000人余りの乗客が缶詰め状態となった。

 混乱は18日も続き、JR西日本は始発から、大阪市内を走る大阪環状線など最大で16の路線で運転を見合わせた。この日は3連休初日ということもあり、行楽地へ向かう人も多く、大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは、タクシーでやってくる人の姿が多く見られた。

 JR西日本は、18日午後5時現在も湖西線・おおさか東線・きのくに線で運転を見合わせている。18日は終日ダイヤが大幅に乱れるということだが、19日については、始発から一部区間を除いて通常通り運転したいと話している。