避難勧告、一時6万世帯 高松港から中継
大型で強い台風11号は西日本の広い範囲を暴風域に巻き込みながら北上している。台風が通過した香川県の高松港から西日本放送の奥田記者が伝える。
高松港では17日午前0時4分の満潮の時刻には、海水が岸壁を乗り越え、フェリー乗り場が浸水しました。また、最大瞬間風速は午前0時、ここ高松港で38.8メートルを観測しました。この突風などにあおられて、高松市やさぬき市などであわせて4人が転倒するなどして軽いケガをしました。
また、激しい雨の影響で、高松市内の川では一時、氾濫の危険がある水位に迫りました。また、避難勧告は一時およそ6万世帯、13万4000人を対象に発令されました。
一方、台風が接近しているJR岡山駅では、在来線が始発からすべて止まっている。台風は、まもなく岡山県に再度上陸する見込みです。また、岡山県内ではこれまでのところケガ人の情報はありません。