「サブドレン計画」県漁連が“容認”へ
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福島第一原発の汚染水対策の柱となる「サブドレン計画」について、県漁業協同組合連合会は来月にも「容認」する見通し。
「サブドレン計画」は、汚染水増加の原因となる地下水を建屋周辺の井戸からくみ上げ浄化して海に流すもの。汚染水漏れのトラブルなどで漁業関係者からはこれまで反対の声が上がっていたが、相馬双葉漁協が27日、汚染水の増加を減らし、漁業の復興へつなげることを条件に受け入れを決め、いわき市漁協も容認の方向であることから、県漁連全体として来月上旬にも国と東京電力への要望を取りまとめ、計画を受け入れる見通しとなった。