御嶽山 5人不明のまま再捜索を終結
58人が死亡し戦後最悪の火山災害となった御嶽山の行方不明者の再捜索について、長野県の阿部知事は6日、終結を発表した。
阿部知事「新たな手掛かりがない中で、火山活動が継続している標高3000メートル級の高地で、これ以上捜索活動を継続することはできない」
長野県の災害対策本部長の阿部知事は、「重点エリアの捜索をやりきったことや、家族の意向に沿った上での捜索も終えたこと、そして、隊員の安全確保の点でこれ以上は活動できない」として捜索の終了を発表した。
御嶽山の行方不明者の再捜索は先月29日から始まり6日までに延べ33時間にわたり行われた。再捜索では1人が遺体で発見されたが、今も5人の行方がわからないまま。