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台風13号 先島諸島で猛烈な風の見込み

2015年8月7日 22:39

 気象庁によると、大型で非常に強い台風第13号の接近に伴い、先島諸島では8日朝にかけ猛烈な風が吹き、沖縄地方では8日にかけて大しけとなり、猛烈にしけるところがある見込み。暴風や高波に厳重な警戒が必要。高潮にも警戒が必要。

気象庁の発表内容は以下のとおり。
[台風の現況と予想]
 大型で非常に強い台風第13号は、7日21時には西表島の南約160キロにあって、1時間におよそ20キロの速さで西北西へ進んでいます。中心の気圧は935ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は65メートルで、中心の北側240キロ以内と南側190キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。

 台風は8日にかけて、非常に強い勢力を保ったまま、先島諸島を暴風域に巻き込みながら西北西に進む見込みです。

[防災事項]
<暴風・高波>
 台風の接近に伴い、先島諸島では暴風となっており、沖縄地方の海上は、うねりを伴った大しけとなっており、先島諸島では猛烈にしけています。
 先島諸島では、8日朝にかけて猛烈な風が吹くでしょう。沖縄地方の海上は8日にかけて大しけとなり、先島諸島を中心に猛烈なしけが続くでしょう。

 8日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)は
  沖縄地方  40メートル(60メートル)
 8日にかけて予想される波の高さは
  沖縄地方  13メートル
の見込みです。
 暴風、高波に厳重に警戒してください。

<大雨・雷・突風>
 沖縄地方では8日にかけて、雷を伴い1時間50ミリの非常に激しい雨の降るところがあるでしょう。8日24時までの24時間に予想される雨量は、多いところで200ミリの見込みです。

 土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意してください。落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

<高潮>
 沖縄地方では先島諸島を中心に、8日明け方にかけて潮位が高くなる見込みです。海岸や河口付近の低地では、高潮による浸水や冠水に警戒・注意してください。

[補足事項]
 今後の台風情報や、地元気象台が発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。次の「台風第13号に関する情報(総合情報)」は8日5時頃に発表する予定です。