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台風第13号 先島諸島は高波などに警戒を

2015年8月8日 16:24

 気象庁によると、沖縄地方は台風第13号の暴風域から抜けたが、先島諸島では8日夜のはじめ頃にかけて、猛烈にしけるところがある見込み。引き続き高波や土砂災害に警戒が必要。

【気象庁の発表内容は以下のとおり】

[台風の現況と予想]

 大型で強い台風第13号は、8日15時には台湾海峡にあって、1時間におよそ15キロの速さで西へ進んでいます。中心の気圧は970ヘクトパスカル、最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで、中心の北東側280キロ以内と南西側190キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。

 台風は台湾海峡を西北西に進み、9日には華南に達するでしょう。

[防災事項]

<高波>
 沖縄地方は暴風域から抜けましたが、先島諸島では8日夜のはじめ頃にかけて猛烈にしけるところがあり、9日明け方にかけて大しけが続くでしょう。沖縄本島地方も8日夜のはじめ頃にかけて大しけが続く見込みです。

 8日に予想される波の高さは
  沖縄地方  10メートル
の見込みです。
 高波に警戒してください。

<大雨・雷・突風>

 先島諸島では、8日夜のはじめ頃にかけて非常に激しい雨の降るおそれがあります。9日18時までの24時間に予想される雨量は多いところで100ミリの見込みです。また、これまでの雨で地盤の緩んでいるところがあります。引き続き土砂災害に警戒してください。

 落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。発達した積乱雲の近づ場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

[補足事項]

 今後の台風情報や、地元気象台が発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。

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