皇后さま、心臓の精密検査で東大病院へ
皇后さまは心臓の精密検査を受けるため、東大病院に入られた。
皇后さまは9日午後1時半過ぎに皇居を出発し、心臓に血液を送る冠動脈のCT検査を受けるため、東大病院に向かわれた。病院到着時には、沿道の人たちに笑顔で会釈し、病院関係者の挨拶を受けて中に入られた。
宮内庁によると、皇后さまは6月末から胸の痛みを訴え、心臓の筋肉に血流が不足する「心筋虚血」の疑いがみられたことから、より詳しい検査を受けられることになった。点滴によって造影剤を体内に入れて冠動脈の状態を撮影し、検査する。
皇后さまの胸の痛みは続いているということだが、普段の過ごし方に変わりはなく、9日午前には天皇陛下とともに長崎の原爆投下の時刻に合わせて、黙とうをされたという。
宮内庁はできるだけ早く検査の結果を公表したいとしている。