サブドレン計画 福島県漁連が要望書
福島第一原発の原子炉建屋への地下水の流入を防ぐサブドレン計画について、福島県漁業協同組合連合会は、条件付きで容認する要望書を、国と東京電力に提出した。
「サブドレン計画」は、第一原発の建屋周辺の井戸から地下水をくみ上げて浄化し、海に流すもの。福島県漁連は11日、条件付きで、計画を容認する要望書を国と東京電力に提出した。条件は5つあり、運用ルールの徹底や、サブドレンとは別のアルプスで浄化した水を漁業者などの理解なしに海へ放出しないなどが盛り込まれている。
東京電力・新妻常正副代表「持ち帰って、内容をしっかり精査し、なるべく早くご回答させていただきたいと考えております」
国と東京電力は来週にも回答するとみられ、福島県漁連はそれをもとに、最終判断する考え。