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31日からの“準備宿泊”南相馬市と協議へ

2015年8月12日 15:56
31日からの“準備宿泊”南相馬市と協議へ

 国は、福島第一原発の事故に伴う福島県南相馬市の避難区域で今月31日から、帰還に向けた「準備宿泊」を始める考えを市に伝えた。

 南相馬市では、小高地区と原町区の一部が「居住制限区域」と「避難指示解除準備区域」に指定され、1万1900人あまりが避難している。国は、現在実施しているお盆の「特例宿泊」を、今月31日から3か月間、「準備宿泊」に切り替えたい考えを11日までに市に伝え、住民への説明を経て決定する方針。

 「準備宿泊」の後に、避難指示の解除の話し合いに入る見通しだが、市は、来年4月を目標とする考えを崩していない。