避難住民「ベッドで寝たい」火山性地震続く
噴火警戒レベルが4に引き上げられた鹿児島・桜島は、警戒が続いている。
噴火警戒レベル引き上げ後は噴火は起きていないが、火山性地震は続いていて、17日は午前11時までに11回観測されている。
桜島では、火口から3キロ以内の51世帯77人に避難勧告が出されている。避難所での生活も17日で3日目。鹿児島市によると、高齢者などからは、「ベッドで寝たい」などといった要望が寄せられているという。
避難生活が長期化する恐れもあり、市では、避難住民を宿泊施設などに移す必要性について検討に入った。今後、住民からの要望を整理した上で、対応を決める方針。
火口から3キロ以内の地域では、引き続き、火砕流や大きな噴石を伴う噴火に警戒が必要。