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年末の東海道新幹線の運転見合わせ 原因は金属疲労でショート

2023年2月22日 19:40
年末の東海道新幹線の運転見合わせ 原因は金属疲労でショート

去年12月、東海道新幹線が停電し、およそ4時間にわたり運転を見合わせたトラブルで、JR東海は架線をつるす金具が「金属疲労」によって折れたことでショートし、架線が断線したことが原因だったと発表しました。

去年12月18日、東海道新幹線は豊橋駅から名古屋駅間で停電が発生し、架線が切れているのが確認されたことから一部区間で、およそ4時間運転を見合わせ11万人に影響が出ました。

JR東海は原因について、架線をつるす金具であるハンガが金属疲労によって折れショートしたことで断線が発生したと発表しました。新幹線が通過するたびにハンガの振動の揺れ幅が大きくなる「共振」と呼ばれる現象が発生し、金属疲労が進んだとしています。

対策として、ハンガすべてを新品に取り換え順次、太いハンガに置き換えるなどするということです。