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遠藤五輪担当相 東京と神奈川の競技場視察

2015年8月21日 22:44
遠藤五輪担当相 東京と神奈川の競技場視察

 新国立競技場の新しい整備計画の参考にするため、遠藤オリンピック・パラリンピック担当相は21日、東京と神奈川の競技場を視察した。

 今月末をメドに新しい整備計画が策定される新国立競技場の参考にするため遠藤担当相は、21日、世田谷区の駒沢陸上競技場と横浜市の日産スタジアムを視察した。陸上競技を行うために必要な競技場の機能を確認したほか、車いすの観客席や、走る選手に合わせて移動しながら撮影する設備など、選手だけでなく観客やマスコミの視点でも視察を行った。

 「こういう施設をどうやってそのあと運営していくかも含めて、考えて作っていかなければならないんだろうなと」-遠藤担当相はこのように述べ、9月の初めから公募を開始する予定の設計・施工業者に対して、大会後の使用方法や維持管理の費用なども踏まえた計画を求めていく意向を示した。