２７年間、東京・上野と北海道・札幌を結んできたブルートレイン「北斗星」がラストランを迎え、２３日朝、上野駅に到着した。

　寝台特急「北斗星」は今年３月に定期運行を終了した後も臨時運行を続けてきたが、通過する青函トンネルで来年春の北海道新幹線の開業に向けた準備が本格化したため、２３日でラストランとなった。

　２２日に札幌駅を出発した「北斗星」の最終列車は約１７時間かけて２３日午前９時２５分、上野駅に到着した。ホームでは鉄道ファンら約２５００人が別れを惜しんだ。

　２７年間走り続けた「北斗星」は有終の美を飾った。