世界遺産「韮山反射炉」に“黒ペン”落書き
世界遺産登録された静岡県伊豆の国市の韮山反射炉で落書きが見つかり、市が対応を急いでいる。
落書きが見つかったのは「灰穴」と呼ばれる炉から燃料の灰を落とす部分。黒いペンのようなもので壁面の左右に数か所、名前のような文字が書かれていた。市によると、8月16日朝、反射炉のボランティアガイドが発見し、市に報告したという。落書きの中には溶剤で除去できないものもあり、消えない部分は今のところそのまま残すしかないという。
市は文化庁に「史跡き損届出書」を提出し、防犯カメラの設置などを含め今後の対応を協議することにしている。