世界遺産登録決定「韮山反射炉」地元で喜び
「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録決定から一夜明け、韮山反射炉の地元・静岡県伊豆の国市は6日、お祝いムード一色となっている。
韮山反射炉には6日朝、「祝・世界遺産」と書かれた垂れ幕とのぼり旗が掲げられ、登録を祝った。事務所の前には午前9時の開館を前におよそ15人が列をなした。登録後一番乗りした伊豆の国市民は「(並んだのは)朝5時半です。(登録に)ホッとしてます」と話した。開館すると、悪天候にも関わらず続々と人が詰めかけ、ガイドの話に耳を傾けていた。
また、伊豆の国市役所でも垂れ幕が掲げられ、万歳で喜びを分かち合い、遺産を未来へつなぐ決意を新たにしていた。