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宮城にも大雨特別警報 最大級の警戒を

2015年9月11日 6:49
宮城にも大雨特別警報 最大級の警戒を

 宮城県では非常に激しい雨が降り続き、記録的な大雨になっている。気象庁は栃木県、茨城県に続いて宮城県にも大雨の特別警報を発表した(栃木県の特別警報は11日午前6時15分に解除)。

 日本の東を北上する台風17号と、日本海の低気圧から流れ込む湿った風の影響で、宮城県ではこの24時間に降った雨が300ミリに迫って、富谷町で吉田川が氾濫するなど記録的な大雨になっている。気象庁は、これまでに経験したことのないような記録的な大雨になっているとして、11日午前3時20分に宮城県全域に大雨の特別警報を発表した。

 気象庁予報課・弟子丸卓也課長「重大な災害がすでに起こっていてもおかしくない。非常に危険な状態になっている。夜で真っ暗な所が多いと思います。そういった中で移動するのは大変危険な場合があります。家の2階ですとか、崖がある場合は崖の反対側ですとか、なるだけ安全な場所に身を置いて、安全を確保するようお願いします」

 宮城県の大雨は11日昼ごろまで断続的に降る見込みで、土砂災害や浸水に最大級の警戒を呼びかけている。また、東北地方の各地でも大雨となっているため、厳重に警戒してほしいとしている。

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