連休にボランティア 常総市に大勢の参加者
記録的な豪雨で鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市には、21日も大勢のボランティアたちが訪れている。
シルバーウイークの中日にあたる21日、集合場所となった茨城県守谷市の工場には、早朝にもかかわらず、大勢のボランティアがかけつけた。
福井県から参加した男性「福井から息子と2人で来ました」「(もともと私が)小学校を(常総市)石下で入学したので、そんなことを思いながら(来た)」
茨城・古河市から参加した女性たち「困っている人たちがいるなら、私たちにもできることがあるんじゃないかと思って来ました」
このあと参加者たちは、専用バスに乗り換えて常総市内へ移動し、割り当てられた場所で後片付けにとりかかった。
一方、国土交通省は21日朝、200メートルにわたり決壊した鬼怒川の堤防について、元の土手と同じ高さまで土を盛り、応急的にふさぐ作業が完了したと説明した。さらに内側には、鉄製の板を二重に立てた仮設堤防を建設中で、24日までの完成を目指しているという。