“爆弾低気圧”北海道で強風被害 ケガ人も
台風並みの勢力を持ついわゆる“爆弾低気圧”の影響で、北日本を中心に大荒れの天気となっている。北海道の釧路市から中継。
急速に発達を続ける低気圧が日本海を北上している影響で、北海道では1日夜から強い風が吹き、2日午前10時までに、利尻空港で最大瞬間風速43.7メートル、稚内空港で41.7メートル、えりも岬で41.5メートルを観測した。
強風の影響で、函館市では工事現場の足場が崩れたり、倉庫が崩壊したりするなどの被害が出た。また江差町では突風ではしごから落ちた72歳の女性がケガをしている。
今後、低気圧が北海道を通過するのに伴い、道内では3日にかけて日本海側、太平洋側東部で台風並みの暴風となる見込み。