両陛下「太陽の家」50周年記念式典に出席
天皇皇后両陛下は障害者自立支援の草分け的な施設で行われた創立50周年記念式典に出席された。
天皇皇后両陛下は4日、大分県別府市で行われた障害者支援施設「太陽の家」の創立50周年記念式典に出席された。「太陽の家」は1964年の東京パラリンピックで選手団長を務め「障害者スポーツの父」と呼ばれた整形外科医・故中村裕氏が、障害者に働く場所やスポーツの場を提供しようと翌年の1965年に設立した施設。両陛下は障害者自立支援の草分けとなったこの施設に長く心を寄せられてきた。
両陛下は式典後、パラリンピックを目指す障害者アスリートのトレーニングの様子を視察された。そんな中、天皇陛下が「ちょっとやりましょうか」と、卓球選手にラケットを借りてラリーの相手を務められる一幕もあった。