新国立、エンブレム白紙撤回も調整委は理解
オリンピック開催地の準備状況を確認、監督するIOC(=国際オリンピック委員会)の調整委員会が、新国立競技場の建設計画やエンブレムが白紙撤回となって以来、初めて来日し、「信頼している」と理解を示した。
IOCの調整委員会は、東京オリンピックの準備状況を確認・監督するため、定期的に来日している。
13日の会議の冒頭、組織委員会の森会長は「新国立競技場やエンブレム取り下げで、みなさまに迷惑をかけた。素晴らしい物を作り上げるために一生懸命やっている」と謝罪した。これに対し、調整委員会のジョン・コーツ委員長は理解を示した。
コーツ委員長「新国立競技場が2020年1月末までに完成すると確認しました。準備も間に合うと聞きました。それは簡単なことではないと思いますが、私たちは信頼してます」
調整委員会は13日から2日間、競技会場の予定地や東京の街の中心部を視察する予定。