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IOC、追加種目「バランスが取れている」

2015年10月14日 21:28

 2020年、東京オリンピック・パラリンピック大会の準備状況を確認、監督するために来日したIOC(=国際オリンピック委員会)のジョン・コーツ調整委員長らが14日、2日間の日程を終えて会見し、オリンピックの追加種目について「バランスが取れている」と高く評価した。

 コーツ調整委員長は、「非常にいいバランスが取れたパッケージとしての提案がいただけた」と述べ、先月IOCに提案された空手など5競技18種目の追加種目について、「伝統的なもの、新しいもの、若者に世界的に人気があるもの、室内、屋内とバランスが取れている」と高く評価した。

 IOCは来年8月に追加種目を正式に決定するが、5競技18種目をパッケージとして評価していく意向を示した。

 一方で、プロ野球選手が野球賭博に関与し、種目追加への影響が懸念されていた野球については、「1人の選手がやったことで、組織的なことではない」として、「影響はない」と述べた。