鹿児島県薩摩川内市の川内原発２号機が１５日午前、再稼働される。原発の新たな規制基準の下での再稼働は、１号機に続いて全国で２基目となる。

　川内原発２号機は１５日午前１０時半に制御棒が引き抜かれ、再稼働することになっている。原発の新たな規制基準の下での再稼働は、今年８月の１号機に続き、全国で２基目。一方、原発の敷地の入り口には警察官や警備員が並び、その前では再稼働に反対する市民グループ１２０人ほどが抗議活動を続けている。

　川内原発２号機は再稼働から約１２時間後には核分裂が安定した状態で続く臨界に達する見通し。九州電力では今月２１日に発電と送電を始め、来月中旬の営業運転を目指している。