鹿児島県の川内原発２号機が１５日午前、再稼働した。福島第一原発の事故後、新しい規制基準の下、全国で２基目の再稼働。

　川内原発の中央制御室では１５日午前１０時半、制御棒を引き抜く作業が行われ、２号機の原子炉が起動された。新たな規制基準の下での再稼働は、今年８月の川内原発１号機に続き、全国で２基目。

　一方、川内原発前では再稼働に反対する市民グループのメンバーが抗議活動を行っていて、再稼働が伝えられると一段と大きな抗議の声が上がった。

　川内原発２号機は１５日午後１１時頃には核分裂が安定した状態で続く「臨界」に達する見込み。