公共工事から暴力団排除へ 福岡で対策会議
福岡県内のすべての公共工事から暴力団を排除しようと、北九州市で、警察と行政、建設会社のトップによる対策会議が開かれた。
会議には、福岡県警の吉田尚正本部長や、福岡県の小川知事、北九州市の北橋市長のほか、国土交通省や、工事を請け負う建設会社の代表などあわせて約120人が集まった。
この会議は、国や県、自治体が行う県内のすべての公共工事から暴力団を排除しようと、各機関のトップなどが集まって全国で初めて行われたもの。
会議では、公共工事の契約後、受注業者だけでなく下請け業者についても、いち早く警察が把握できる仕組みづくりなどが提案された。