石川で竜巻発生 住宅など9棟に被害
30日午前9時すぎ、石川県内で竜巻が発生し、住宅などの一部に被害が出ている。
30日午前9時10分すぎに、志賀町の職員が撮影した映像では、渦状の黒い雲となった竜巻が確認できる。また、石川県志賀町の志賀原発を撮影しているカメラは、竜巻が横切る様子を捉えていた。
志賀町によると、この突風で、ガラスが破損したり、屋根のひさしがめくれたりするなど、住宅など9棟に被害が出た。これまでに、けが人の情報はないという。
気象庁の調査班も現地調査に入り、30日午後6時すぎ、金沢地方気象台は「この突風をもたらした現象は竜巻と認められる」と発表した。
石川県内では当時、大気の状態が不安定で、竜巻などの突風が発生しやすい状況になっていたという。