宍道湖周辺で幻想的な“放射霧” 松江市
水の都として知られる島根県松江市の宍道湖周辺では4日朝、長い時間にわたって濃い霧に包まれた。
松江市の宍道湖周辺に4日朝早くから濃い霧が発生し、幻想的な光景が見られた。
晴れた朝などに放射冷却によって地面が冷え、水蒸気が凝結し発生する“放射霧”。松江市では午前6時ごろ、視界は200メートルにまで落ち込み、道路では車が速度を落として走行していた。
また、JRでは、特急などでも一部、遅れが出た。この放射霧は、深まる秋のこの時期などに宍道湖周辺を中心によく見られる現象で、水の都・松江ならではの光景となっている。