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横浜市の保育園でも杭データ流用

2015年11月17日 2:33

 旭化成建材の杭(くい)うち工事でデータの改ざんや流用が相次いで見つかっている問題で、新たに横浜市の保育園でデータの流用が見つかった。

 横浜市は16日、これまでに旭化成建材が杭打ち工事に関わり、データの流用などが確認された神奈川県内30件の施設のうち、9件が横浜市内にあることを明らかにした。

 9件の中には、都筑区の傾いたマンションや青葉区の中学校が含まれるが、新たに都筑区の「末吉いづみ保育園」でもデータ流用があったことがわかった。

 保育園では、47本の杭のうち4本で杭が固い地盤に届いていることを示すデータで流用があったという。

 横浜市は安全性に問題はないとしているが、園に通う200人の児童の保護者らに文書を配布するなど、周知をはかることにしている。