福井沖の漂流木造船から3遺体収容 巡視船
福井県沖の海上で国籍不明の木造船が漂流し、船内から見つかった3人の遺体が収容された。
海上保安部によると、木造船は22日午前、越前岬沖100キロの海上で近くを航行中の貨物船が発見したもので、操舵(そうだ)室などから計3人の遺体が見つかった。
23日昼過ぎに海上保安部の巡視船が現場で遺体を収容し、午後3時すぎに福井港に入港した。遺体は服を着ているものの腐敗が進んでいるということで、身元の確認を進めていて、今後、船をえい航してさらに調べる方針。
ところで先日、石川県沖でも3隻の木造船が漂流しているのが見つかり、海上保安部では今回の件との関連について慎重に調べることにしている。